« 天地明察 | トップページ | ハーモニー »

虐殺器官

気がつけば、前の更新から一月が経っていました。

相変わらず、本の紹介以外は何の話題もないブログです。

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA) Book 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

著者:伊藤計劃
販売元:早川書房
Amazon.co.jpで詳細を確認する

作者のデビュー作にして2007年の国内SFベスト1位に選ばれた作品。

最近、SF分が不足していたので、読んでみた。

ジャンルとしては、近未来戦争小説。行く先々で民族衝突・大量虐殺を引き起こしている謎のアメリカ人、ジョン・ポールを追うアメリカ軍の大尉が主人公。

警句に満ちあふれた文章で、ある負い目を持ち、内省を繰り返す主人公の一人称が描かれている。

驚愕のラストに向けて、ページを捲る手は止まらない。

作者はわずか三作を遺して、34歳の若さで他界されたとのこと。解説を読むと、作者の無念さが伝わってくる気がする。

|

« 天地明察 | トップページ | ハーモニー »

コメント

読みました。ラストはほんとに衝撃でしたね。
話自体も面白かったですが、文章に織り込まれた警句にもハッとさせられますね。解説にも書かれていましたが、SFでありながら「現在」の問題が描かれているんですよね。
主人公が(たぶん作者も)惹かれている「言葉」の問題も面白かったですね「○○には文法がある」には驚かされました。
ツイートの方もリアルタイム感が面白いですが、こちらは整理されてて過去の分の紹介も見やすいのがいいと思います。

投稿: 月屋 | 2010年3月20日 (土) 23時34分

ツイッターでもお返事しましたが、気に入っていただけたようで、何よりです。
ブログはブログで、後から知って訪れた人がいつでも読めるというのが、いいですね。
なるべく多く更新しようと思います。

投稿: 樫田 | 2010年3月21日 (日) 01時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 虐殺器官:

« 天地明察 | トップページ | ハーモニー »